嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

【理想を重視しすぎて、現実を軽視する人達】


「理想を明確にする。」
「なりたい自分を明確にする」
「目的を決める」



このように、目標を達成するためのノウハウは
数えきれないほど多く存在する。



では、目標を明確にすれば、
それを手にする事ができるのか?



ワクワクする未来を明確にすれば手に入るのか?
キラキラした生活をイメージすればいいのか?
理想のライフスタイルを考えればいいのか?



そして、こういった、”理想を重視する”タイプの人達に
多い発言がこれである。



理想を、なりたい自分を明確にした結果、
「思いもよらない結果をもたらした。」
「幸せを引き寄せた。」
「会いたい人に出会える事ができた」
などなど・・・



何が言いたいのか?
起こり得たのは”事実”であって、
当人の力が影響したかどうは証明することはできない。



そもそも論ではあるが、
「思いもよらない結果をもたらした」
ということは、
「思いもよる結果」とはあったのであろうか?
はたまた、それを得られていない事実に対しては
どう向き合うのであろうか?



未来に起こり得る結果とは。
本来は予測をすることができない。
誰にも見えず、誰にもわからないものである。



それを当人の想像通りに行くわけがない。
つまり、
「思いもよらない結果」とは、
ほぼ全ての人にもたらされる”事実”なのだ。



それを声高らかに、
あたかかも、自分自身の力で成し遂げたかのように
語ったところで矛盾だらけである。
つまり、
”そう思いたいだけ”である。



また、こういった話を聞いて、
「すごい!私もやろう!」
「それなら僕にもできる!」
なんて、思考弱者も圧倒的に多い。



これは、あまりに”理想”を重視しすぎた結果である。
「きっと宝くじが当たる!」
と、言っているレベルと同じだ。



理想や目的はなくてはならない。
無ければ、ゴールのないマラソンを走る事になるからだ。



しかし、それを達成するために、
やらなければならない事は、山ほどある。



むしろ、理想を明確にする前にやるべき事がある。
それは、”現実がどうあるか?”だ。



現実がどういった状況であるのか?
これが理解出来ていない人は、何も得ることはできない。



現実とは、マラソンで言うスタートである。



ゴール(目的)のないマラソンを走る事はできない。
しかし、
スタート(現状)のないマラソンも走る事はできない。



どちらかだけを重視するのではない。
どちらも常に認識しておかなければならないのだ。



楽しい事だけ。
ワクワクする事だけ。
キラキラする事だけ。



これらを欲している理由とは?
簡単だ。
今、手に出来ていない”現状”があるだけである。
まずは、この認識からだろう。