嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

【夢を見させられる思考弱者】


人は幸せになりたい。
逆に、不幸になりたいと思う人は極めて少ない。



では、幸せとはなんだろうか?
「何」が幸せで、「何」が不幸なのだろうか?


昨今の人々は、この「何」が明確でないため、
日々、やりたい事もなく漫然と生活をする人が多い。



そんな時に、SNSで知り合いが、
ワクワク・キラキラしていたらどうだろうか?



はたまた、TVで一般人が成功を収めた
ストーリーの番組を放送していたらどうだろうか?



美男美女の結婚報告が報道されたら?
オシドリ夫婦という報道がされたら?
どう感じるだろうか?



「何」が幸せで、「何」が不幸なのか分からない人は、
成功を収めた人、楽しい毎日を過ごす人を
目の当たりにしたとき、どう感じるか?



そういった人達の様になりたいと思うのだ。
自分も毎日をワクワクして過ごしたいと思う。



そう。
その「何」は与えられているのだ。
あくまで自分自身で考えたものではない。



そして
目標・理想・夢
なりたい自分・自由などなど・・・
こういったコンセプトで、
人を導くビジネスをする人が多く存在する。



そして目的を明確にするノウハウを提供し、
クライアントなどの人々をそこへ導く。



では、実際どれだけの人が目的を達成できただろうか?
ほとんど達成出来ていないのが現実である。



そもそもであるが、そのノウハウ自体に無理がある。
世の中に出回っている成功哲学や、成功ノウハウは、
矛盾だらけであり、破綻しているのだ



なぜなら、それを学んだ多くの人が、
成功した・幸せになったと思っていないからである。



結局、夢を見させられているだけである。



しかし、そのノウハウで成果を出した人も
少なからず存在はする。



大事なのは、その目的を手にして
本当に幸せなのか?である。



例えば、
結婚をする事が目的の人が、
理想の相手を見つけ、結婚が出来た。
まさに目的を手にして幸せの絶頂である。

では、これからその幸せは続くのだろうか?
それは幸せの始まりなのだろうか?



もし、「幸せだ!」と言ったなら、
それは、そうあってほしいという願望に過ぎない。



この人は、「未婚という不幸」から、
脱却できたから幸せに感じるだけであり、
これからの幸せを手にしたわけではない。



幸せとは、理想などの目的を手にする事ではない。
今という不幸から脱却する事で感じられるものである。



この仕組みを理解できていなければ、
離婚・別居・ただの同居人などの、
あらたな不幸は予見できない。
達成したその目的にすがりたいだけなのだ。



夢を見させられた結果とはいつでも無残である。
達成出来なくて惨めであり、
達成しても、また惨めである。


よもや、今あるノウハウ自体を
考え直さなければならない時代は目の前に来ている。



いつまで、与えられる側でいるのか??
思考弱者はいつでも与えられている。
その“在り方”さえも。