嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

快楽の強制


多くの人が望むこと。
「幸せ」です。



そしてビジネスをしている人達がよく語ること。
「あなたも幸せになれる」
「人生一度きり。幸せになった方がいい」



なぜ、幸せでなければいけないのか?
そもそも「幸せ」ってどうやって決めているのか?


「幸せ」の基準。
それは“比較”です。
誰かと、もしくは何かと比較をすることにより「幸せ」かどうかを決めます。



例えば・・・・
年収500万の公務員。
福利厚生もしっかりしており、世の中では安定のポジション。
年収300万の一般企業に比べたら、幸せな生活を送る事ができる。
この時点では、公務員の方が「幸せ」に感じます。



しかし、年収1000万の不労所得の仕組みをもった、人間が現れた場合。
公務員はそちらが羨ましくなり、不労所得の方が「幸せ」に感じます。



逆に比較をせずに、世の中の年収は全て500万だった場合。
年収で表す「幸せ」が存在しなくなります。



ここでは年収で例えましたが、
基本的には何をとっても、
比較をしなければ「幸せ」というのは
表現できません。



こういった話をすると、
「幸せは誰かとの比較では決まらない!」
という声が聞こえてきそうです。
そういった人が何を基準に「幸せ」を決めているか?
それは、“過去の自分”です。
過去の自分と今の自分を“比較”して「幸せ」を決めます。



やはり“比較”でしか「幸せ」は決められないのです。



この“比較”に、つけこんだビジネスがコーチング、コンサルと言えます。



「もっと理想な未来をつかもう!」
「あなたは幸せになってもいいんです!」
「人生一度きりなら、やりたい事をやりましょう!」



このように“快楽の強制”をします。
甘美な響きですね・・・
こう言われるとなんだか“幸せ”になれる気がします。



実はこの“快楽の強制”をするために欠かせない作業があります。



それは、
「現状が不幸であることの認識」
です。



人は現状に「幸せ」を感じていたら、それ以上の「幸せ」を求めません。
しかし、現状を「不幸」と認識した場合、「幸せ」を求めます。



年収500万の世界だけなら「不幸」を認識しなかったでしょう。
しかし、年収1000万の世界を教え、
年収500万の現状を「不幸」と感じさせ、1000万を「幸せ」と認識させる。



この様にコーチ、コンサルは「不幸の認識」をさせてきます。



「あなたはそのままでいいんですか?」
と“不幸を認識”させた後、
「あなたも幸せになりましょう」
と“快楽の強制”を促します。


断る理由がありませんな(笑)



本当にこの先に「幸せ」があるのか?
長くなったので、また今度投稿します。