嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

人は”得た”瞬間から”失う”事を恐れる

人は、“失う”事を恐れる



・家族、親友などの大切な人
・仕事、ビジネスなど生活に必要なもの
・お金、貯蓄、土地などの資産
・今まで学んできたノウハウ、スキル



などなど。
人はこういったものを“失う”事に恐れを感じる。



人はなぜ、“失う”事を恐れるのか?
それは、自分自身の「存在の証明」を出来なくなるからだ。


これだけでは、言っている意味がわからないだろう。
順に説明をしていく。



まず、“失う”ための絶対条件がある。
それは、“得ている”ことだ



何も持っていなければ、“失う”事さえできない。



家族を持っていなければ、
守ることもできないし、“失う”事もない。



この様に“失う”ためには“得ている“事が絶対条件だ。



そして、人は生まれた瞬間は、
何も“得ていない”状態である。



そこから、家庭、教育、友人などなど・・・・・
こういった「環境」から“得ていく”のだ。



こうして「環境」から“得た”ものが「自我」となっていく。
例えば、
スポーツ好きな家庭であれば、スポーツを好きになるか、
もしくは、嫌いになる。
スポーツに興味のない家庭であれば、
そもそも、「好き嫌い」ではなく、興味がないのだ。



この様に「環境」から“得た”もので自我を作られる。



実際には考えられない、例え話ではあるが、
生まれてから一切何の環境にも触れず、
誰にも認知されなかった場合、
「自分自身の存在の証明」をする事ができないのだ。



人は、最後死ぬ。
そう、自分自身を“失う”ことを知っている。



だからこそ、多くのものを“得る”ことをする。
学びを使い、理想の生活を手に入れたり、
お金を使い、家族を守り、人に与えることが出来る。



誰かを大切にする事は、
その誰かに「自分自身の存在」
を認知してもらうからなのだ。

今までの偉人が後世に名を残すことも、
葬式に集まる人によってその人の生き方が映し出される
という考えさえも、



自分自身の「存在の証明」にすぎないのだ。



ゆえに人は一度“得る”と、“失う”ことを恐れる。
その“得た”もので自我が作られ、それを“失う”ことは、
自分自身の「存在の証明」を否定する事になるからだ。



しかし、皮肉にもその“得た”もので作られた「自我」は、
多くの人が手にしている
大衆的なものにすぎない。


簡単に言えば、「証明しづらい」
のだ。


決してそれが悪いわけではない。
しかし、何か成果や結果を出したいのであれば、
その“得た”ものでは、出す事は出来ない。



ビジネスに落とし込んだ場合、
その学びやノウハウ、やり方や手法は
多くの人が実践している大衆的なものだ。


それにこだわり使い続けても
誰からも選ばれなければ、
「無かったことと同じ」
なのだ。



今一度、その学びは必要なものかどうか?
考える事が必要である。



そして、必要ないと判断できれば、
今すぐ、“失う”事。
つまり、その学びを捨てる事をするべきだ。

大人になった今、
何においても“得る”ことをしたければ
“失う”事から始めなければならない。



これが出来なければ、
その他大勢
大衆
9割の人

として、今後も「自分自身の存在の証明」
を続けることになる。