「自己流は事故る」?所詮、ノウハウは全て誰かの“自己流”
「自己流は事故る」
本当によく聞きます。
意味としては、
成果を出している人から学んだ方が成果が早く出る。
逆に自己流や我流だと、成果がでにくい。
故に事故(成果がでない)すると、比喩されますね。
何か新しいことをするとき、経験者に教えてもらった方が成長は早いです。
素人に教えてもらうより、玄人に教えてもらった方が、上手くなるのも当然。
では、絶対にうまくなるのか?
いえ。いくら名コーチであっても人を成長させるのは簡単なことではありません。
例えば、野球の名門校に通えば必ず野球が上手くなるのか?
上手くなりやすいですが、もちろん全員ではありません。
逆に素人から教わった人は絶対に成長しないのか?
それも一概ではありません。その経験を糧に成長を選択できるかもしれません。
「自己流は事故をする」
なぜこの言葉をよく聞くのか?
実はこれ、 “教える側の都合”です。
この様に言えば、教える側、コーチの立場の人間に対して
多くの人は「教えてください!」とお願いするでしょう。
ここにビジネスでお金を発生させることも可能です。
しかし、冷静に考えてください。
その成果をだしたノウハウや、やり方も、
結局は“誰かの自己流”であることを。
なら、それを学んで事故を起こす生徒やクライアントが多くいるのも納得です。
だって、
「自己流は事故をする」のだから。(笑)
ハッキリ言います。
ノウハウや、誰に学ぶか。それはとても大事な選択です。
しかし、そもそも論ですがそれを選択する「自分」はどうなのか?
「成果を出している人についていけば、私も成果がでるんだ!」
こんな人は一生成果なんて出ません。
何かに頼り、そして成果が出なければそこに責任転嫁をする準備が万端です。
自己流は事故をする。
こんな言葉に翻弄される前に、自分自身がどう“在る”のか?
自分は世の中の“何”なのか?
何よりも先に認識すべきはここでしょう。
そのあとに、成果のでるノウハウを学びに行くべきです。