頑張り屋さん
「頑張り屋さん」
よく聞く言葉です。
努力した人の事を指すパターンが多いです。
例えば
パターンA
・大会に向けて部活をする人。
・受験に合格するため勉強をする人。
・家族のために炊事、洗濯、掃除をする人。
・家庭の為に働いている人。
・自分の夢や理想のために起業して挑戦する人。
多くの人が「頑張り屋さん」です。
なぜ頑張れるのか?
理由は人それぞれでしょうが、目標や目的が明確だからでしょう。
では、上記の人達以外はなんと呼ばれるか?
「怠け者」「さぼり」「ろくでなし」
のようなパターンB。
この人達は頑張っていないのでしょうか?
少し視点を変えてみましょう。
パターンBの人はあることを徹底的に頑張っています。
パターンB
・部活をどうサボるか?
・赤点をとらない程度の勉強は?
・生活できる程度の家事は?
・出世をせず、かつ、そこそこの収入を得るには?
・なるべく安全安心な生活を送るには?
目標や目的って実は明確です。
どれだけ「楽して生きるか?」を徹底的に追及した一つの結果でしょう。
BからみればAは「頑張っているスゴイ人だな~」と思うでしょう。
AからみればBは「全く頑張らない人だな~」と感じるかもしれません。
実はどちらも頑張り屋さんです。
そして、パターンAにもBにも共通することがあります。
それは、
「当人は”頑張っている”自覚がない」ことです。
どちらも徹底的に追い込み、やり抜き、習慣化した結果。
そこに「頑張っている」という概念はありません。
それが“当たり前”だからです。
つまり、「私は頑張っている!」と言うてしまう、
もしくは感じてしまったということは・・・・
逆の事をするには、多少頑張る必要があるかもしれませんが。
大事なのは、自身が“頑張っている”という概念がなくなるまで、
当たり前に出来る状態を作ること。
まあ、頑張ってるってのは、所詮他人の評価です。
自分で「頑張ったのに・・・」って人は、何か挑戦をするたびに
ストレスを感じまくるでしょうね・・・・