人の痛みは理解できるか?
こんばんは。
自分哲学コーチングのだーやまです。
最近身内の夫婦喧嘩の話をよく聞きます。
聞いてると、お互い様やな~って思うことも・・・(笑)
人は何気ない事で傷つきます。
それは、初対面の人、友人、カップル、夫婦などなど・・・・
時には、会ったこともない人の投稿や一言で傷つきます。
ゆえに、
「人の痛みを理解しなければ、相手を傷つけてしまう。」
なんて言葉も聞きます。
どうすれば人を傷つけずに関わることができるか?
他人の痛みを理解できれば、傷つけずに済むのか?
多くの人が自身の体験を元に、相手が傷つかないように、
行動や発言を選択します。
自分が“痛み”と認識した体験を基にした、相手への気配りです。
しかし相手の事思っての行動が逆に相手を傷つけてしまうことも。
「そんなつもりはなかった・・・・」
こういった事は少なくないと思います。
特に夫婦やカップルなどの、距離感が近い関係だと起こりがちなこと。
一歩間違えると“自分の考えの押し付け”になり、
傷つけまいとした行動が、逆に傷つけてしまうという結果になること・・・
もし、相手の気持ちを理解することが出来たなら。
目を合わせ、しゃべるだけで相手の気持ちを100%理解する事ができたら。
もし出来るとしたら、この世に「感情」、「優しさ」、「思いやり」は必要なくなるでしょう。
携帯と携帯が情報を交換し、パソコンとパソコンがデータを共有する様に。
相手の気持ちが理解できず、想いが伝わらないからこそ、
「優しさ」や「思いやる気持ち」があります。
時には「怒ったり」「悲しんだり」といった感情を使い伝えようとする。
では、どの様にすればいいのか?
人は、自身の体験を元にしか、相手の気持ちを理解できないとすれば、
誰一人同じ体験を出来ないため、理解しあえる事が出来ない生き物です。
このジレンマといいますか、
「人が理解しあえない生き物」であることを理解すること。
相手は自分の事を理解できなくて当然であり、
自分も相手の事を理解できなくて当然であること。
そんなルールの中でも、あきらめず、努力して分かり合おうとする人が、
真に人の痛みを理解できる人なのかもしれませんね。