嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

ウソしか存在しないこの世界


想像をしてほしい。



そこは“ウソが存在しない世界“
この世界に「ウソ」という概念も言葉ない。
そんな世界にあなたが居たとしよう。



学校を休みたい。と言えば、
誰も仮病とは疑わずに翌日の登校でも皆が心配をする。



結婚式のスピーチにおいて本当の事しか言わないため、
過去の交際関係さえも語ってしまう。
そのため、ケンカも簡単に起きてしいます。



映画や漫画、ドラマにおいても
“フィクション”というものがなく、
全てがノンフィクションしかない。



こんな世界において、
あなたはある日通行人が財布を落としたのに気付く。
その財布を拾ったあなたは、
届けようとするが追いつかず
その財布を手にすることに。



ちょうど通りかかった警察官に、
「その財布はどうしたのか?」と聞かれ
とっさに「私のです!」と答えるあなた。



もちろん警察官は疑うことはない。
しかし、あなたは気付く。
真実ではないことを言っても、
それは真実として通用することを。



どうだろう?
この“ウソの存在しない世界”において、
あなただけが
「ウソ」を認識した状態。


こうなれば、ただの水でさえも
「不老長寿の水」として売れば、
高単価で売る事ができるのだ。



しかし、「ウソ」は常に諸刃の剣である。
約束が守れなかったり、結果が伴わなければ、
「ウソ」の存在はバレてしまう。



「不老長寿の水」を飲み、
人が早死にすればクレームになる。
そこで、さらに「ウソ」を上塗りする。



「不老長寿の水には条件がある!」という感じで・・・
「条件」というルールを提示する。



しかし、実際の世界では逆だ。
“ホントが存在しない世界”
である。
言い換えれば、
“ウソしか存在しない世界”



そして、
世の中の商品は全て
「不老長寿の水」と同じ「ウソ」の塊なのだ。
例外の商品は存在しない。



生命保険に約款があるのはなぜか?
100%を保証できない事の証明である。
つまり、「条件」を作り、事前にクレーム処理をする。
「ほら、ここに書いてあるでしょ?」と。



高性能の商品もしかりだ。
例えば車であっても、1000台に1台は欠陥がある。
そのため、「欠陥があった場合」
を考えて事前に対処できるようにしている。



このようにより「ウソ」の存在を薄めているのだ。



そしてコーチング、コンサルの
「無形商品」もウソでしかない。
形が無いため、より疑わしい存在だ。



「成果が出なければ返金保証をします。」
「成果が出るまで継続します!」
という条件も、
「ウソ」を薄めるために過ぎない。



過去の実績を語るのも、
クライアントの声を載せるのも
より「ウソ」を薄め、
あたかも「ホント」の様に魅せているに過ぎない。



成果を保障し、約束をする事は、
「ウソ」の始まりでしかない。



しかし、
この“ウソしか存在しない世界”において、
約束を守れた時初めて「ホント」として認められる。



この“ウソしかない世界”では、
約束を守り続ける事でしか「ホント」を証明できない。



それでも実際は、ほとんどの人が
約束を守る事ができない「ウソ」の存在なのだ。



ここで、自分自身が「ホント」を扱う
存在だと勘違いしている人間はいつまでも、
成果をだすことは出来ないだろう。