嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

本は“妥協の産物”

「本を読みなさい」
よく、聞く言葉だ。



翻って
「本を読んでも意味はない」たまに聞く言葉だ。



どっちが正しいのだろうか?



どちらかに正しさを求めた時点で
実は根本的に間違えている。



本は、目的を達成するための手段であり、
読む事に対して本来意味はない。



無論、意味を与えたがる人も少なくはないが。



それでも本は買われ続ける。
それはなぜか?




それは紙に文字が書いているだけの物。



多くの人はそれを買い求めているワケではない。
その本に記されている
「情報」
を求めているのだ。



著者の体験、考え、思想、など・・・
あらゆる「情報」を手にするためだ。



この様に記録に残す事は時空を超えて
今の我々に影響を与える。



何千年も前の書物から、
当時の記録や、思想、哲学、宗教などが伝わっている。
しかし、限界もある。



この様な記録がもたらす「情報」は、
“不正確“
なのだ。



読み手によって解釈が変わる。



わかりやすく例えれば、
キリスト教や仏教をはじめとした
宗教はいくつもの宗派に分かれて存在する。
その情報が“不正確”だからだ。



では、どうすればより“正確”な「情報」を
取り入れる事ができるのか?



その著者に直接会って「情報」を聞く事である。



しかし、過去の偉人などはもう存在はしていない。
直接話を聞く事が出来ないのだ。
苦渋の選択として、本や記録として、
「情報」を残したのだ。



そう、本をはじめとした記録などの「情報」は
“妥協の産物”
でしかないのだ。



故に、著者の意図や想いは正確には伝わらない。



本は安く、そしてどこでも読めて
いつでもその「情報」に触れる事が出来る。
というメリットがある反面



「情報」としての
質は極めて低い
ものになる。



世の中で
「成功するための本」が大量に出回っているにも関わらず、
世の中の人が成功をしないのは、
この様に「情報」の質に影響されるのだ。



間違ってもその、質の低い「情報」に
依存をしてはいけない。
はたまた、本を読んで
「私にも出来るかも!」
なんて気持ちの良い快感を得ている場合でもない。
そして、「1カ月に本を〇冊読む!」
なんてのも手段と目的が入れ替わっている。



そんな事をしている時間があるのであれば、
やはり直接「情報」を受け取る事が必要なのだ。
もちろん過去の存在しない人からは
リアルで「情報」を得る事は出来ない。



しかし、
現代で活躍していたり、尊敬すべき人、
目的や目標を達成させてくれる人などからは、
リアルでその「情報」を得る事が必要なのだ。



リアルで得た「情報」は本よりも
圧倒的な価値があり、
質の高い「情報」として残るだろう。