嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

”オンリーワン”思考が弱者を量産する


昨今の流行だろうか?
「誰かと比べるのはよくない」
「自分には価値がある!」
「人に上下関係はない!」



この様に「ナンバーワン」でなく「オンリーワン」
の重要性を語り自身のビジネスを売る、
コーチやコンサルタント
コミュニティリーダーは多い。



この資本主義を取り入れている日本において、
完全に矛盾
した考えである。



人は他人と比べなければ、
自分と他人の違いがわからない。
つまり自分の価値を自分で決めたところで、
それに価値があるかどうかさえ、評価できない。



1人でマラソンを走れば、
一位になると同時に最下位になるという矛盾に陥る。
「オンリーワン」が生み出す“最大の矛盾“である。



結局「自分には価値がある!」
と、思いたいだけである。
しかし、現実には世界は自分ひとりだけではない。
他人がありきなのだ。



こういった考えは、資本主義においては
完全に弱者の思考である。



いくら、自分で自分に言い聞かせたところで、
比べる事で価値を決めるこの世界に属している以上、
ただの矛盾でしかない。



この様に日本の仕組み上、
人に対して
“上下”
の関係が作られる。



そして、人は他人より“上“に立ちたい。
他人より“下“の存在になりたくない。



人の「不幸」「挫折」「失敗」を目の当たりにした時、
何故か、“ホッ”とした自分を認識したことは、
大人であれば、ほとんどの人が経験しているだろう。



そう、これが他人の“上”に立った瞬間である。



このパターンであれば、
自分自身は何も行動は起こしていない。
その他人が行動を起こした結果、
自分自身より“下”になり、
結果的に“上”になっただけである。



もう一つパターンがある



自分自身の努力や行動の結果、
“上”に立つパターンだ。



それは、自身よりレベルやスキルが高い人を
追い越した結果、その目標としていた
人が“下”になったのである。



スポーツで例えるとわかりやすい。
トーナメント試合で優勝した時だ。
日々の練習や努力なしでは、
成り上がる事は不可能に近い。



ただどちらも共通しているのは、
人の“上”に立つ事である。


そして、“上”に立つ為には、
必ず“下”の存在が必要なのだ。
そう、“下”の存在を作っているに過ぎない。



“下”の存在を作る事は決して悪い事ではない。
むしろ、資本主義の日本にいる以上、
当たり前の事である。



あとは、その“下”の作り方で
その人の人生は大きく変わるだろう。