嫌われ者のすゝめ【巨悪の戦略で時代を生き抜く】

「人のため」「世のため」など、 キレイゴトばかり並べてビジネスをしていても人の事なんて幸せにはできない。 このノウハウを信仰する人間は、 他人のためと言いながら、 「自分自身が傷つきたくない」だけだ。 あげく、その事実に気付かない、 もしくは指摘されると認める事も出来ない。 1番の「悪人」はこういった、 考えで商品をお客様に提供している 事実に気付かない愚かな人間だ。 そんな「悪人」をやめて、 真に選ばれる存在になれ!

“まずは行動“が生み出す「失敗者たち」

・自分のやりたい事、好きな事をやる。
・目に見えない力を信じる。
・パワースポットやエネルギーの高い人を信じる。



などなど・・・・



この様に“感覚”を大事にする人がいる。
こういった人達は、



「理論的な人は、机上の空論だ!」
「考える前にまずは行動だ!」
「そんな難しい理論は嫌いだ」
「感覚、直観で動いた方がいい!」
「やりたくない事は今すぐやめた方がいい!」



この様によく語る。
つまり、“理論”が大事ではないと言う。



しかし、こういった“感覚“を大事にする人は、
実はその嫌っている“理論”を使っているのだ。



なぜなら、
「そんな難しい理論は嫌いだ!」
と、語る理由は、
過去に理論的な事で嫌な経験をしたから、
“理論“を嫌いになったに過ぎない。
“原因と結果の法則”だ。



「感覚、直観で動いた方がいい!」
と語る理由は、
じっくり考えて動くより、
反射的に選択したものの方が
比較的に成果や結果が出たに過ぎない。
帰納法的考え”もっと簡単に言うと
“統計”を使っただけだ。



つまり、
これら“感覚的“なモノを証明するために、
“理論“を駆使しているのだ。



まずは、この事実を知るべきである。



そして、“感覚”を大事にする人は、



「やればなんとかなる!」
「やりたい事、好きな事をひたすらやる!」
「信じて行動すれば必ず成功する!」



このように、考える事より行動
優先する。



これらが生み出すもの。
それは
「思考停止の行動」
である。



直観などで物事を決めたり、
自分のやりたい事、好きな事を優先したり、
“感覚”で物事を決める場合、
その選択が「何をもたらし、何をうみだすのか?」
といった事を、思考しない。
思考する前に、まずは行動!といった考えだ。



「とにかく行動し続ければ成果や結果は出る!」
という、愚かな思い込みさえ生み出す。



確かに、決断に“スピード”は必要不可欠である。
絶好のチャンスを逃す場面も少なくないからだ。
しかし、起こり得た出来事が全て
チャンスではない事は認識しなければならない。


ここで言う“スピード”とは、
「思考する“スピード”」の事である。
普段から思考する事に訓練を重ね、
本質を見極めるからこそ、正しくチャンスを選択できるのだ。
なんでもかんでも、反射的に決めればイイというものではない。



この様に“理論“の必要性を語ると、
「考えるだけで、行動しないと意味がない!」
と、机上の空論で終わると指摘をしたい人が山ほどいるだろう。
もちろん考えるだけで行動しなければ
無かった事にはなる。それは正論だ。



では、なぜ“感覚”を大事にする人は
行動を重要視するのか?



それは、
“行動が当たり前に出来ていない”
事の証明である。



つまり、
“行動が出来ていない“
という事がベースとしてある。



こうなると、
“行動するため”に何が必要か思考をする。
その思考は“行動”でいっぱい
なのだ。



ラソンで言う、
ゴールに辿り着く事が本来の目的だが、
気付くと走っている事に満足する状態だ。
ゴールに近づいてようが、遠のいていようが
動いていればOK!
という、元も子もない状態である。



“感覚”だけで行動をしてはいけない。



思考を止めるのは死んでからいくらでもすればいい。
生きている間は、この矛盾だらけの世界で考え抜く必要がある。



そして、
行動は毎日食事をするかのように、
食後にはハミガキをするかのように、
当たり前に出来て当然の話だ。



そんな事で思考を
使っている暇などない。

”思考なき行動”ただの逃げに過ぎない。