”卑下”をする人ほど「傲慢」である
「私はそんな大したことないです」
「私にはそんなスゴイ事できません」
「私のレベルなんてまだまだですよ」
日本人ならよく使う言葉だ。
発言している本人は、「謙虚」を意識しているのだろう。
しかし、実際のところは多くの人が逆の意味で使いっている。
それは
「傲慢」だ。
それはなぜか?
成果や、結果を出している人が、更なる成長を目指して使っている場合。
これは本当の意味で「謙虚」と言えるだろう。
しかし、多くの人はそれをマネしているだけで、
自分自身が
“何も行動をしたくない”
が、故に使っている事が多い。
何か行動や、挑戦をする前から「私なんて・・・・」と言って、
行動をしないのは、言い訳にすぎない。
・私は大したことないから、もっと成長してから挑戦します。
・今の自分では、そんなスゴイ事を出来ないので自分のペースでします
・もっと痩せてキレイになってから、行動します。
自分自身のレベルを低く設定する事により、
「行動しない、出来ない事は仕方のないことだ。」と言い聞かせる。
この様に自分が何もしたくない、傷つきたくない、嫌われたくない。
故に自分自身の“卑下”をする。
一方で、成果や結果を出している人はというと。
・今は○○までの目標を達成できたが、まだまだ挑戦できる。
・今回の結果は、運が味方しただけだ。次は更なる成果を出そう。
自分自身のレベルを高めるため、成長をするために、
「私はまだまだこんなものではない」と奮起する。
この様に自分まだまだ出来る事を理解する。
故に更なる成長を求め“自覚”をする。
言葉の使い方だけをマネして、あたかも自分自身が「謙虚」であるかの様にみせる。
これこそが、一番タチの悪い「傲慢」な考えである。
また、それに気付いていない。
“自覚“をしている人は、真に「謙虚」だろう。
“卑下”をしている人は、どこまでも「傲慢」に終わるだろう。
“卑下”に該当する人がまずするべき行動は、
自分自身が「傲慢」であることの“自覚”だ。