「嫌われている」ことの証明
最近、会社で不祥事を起こしました・・・・
さすがに当日はへこみましたが、翌日からは普段通りに生活を。
すると上司から
「お前本当に反省しているのか?反省の色が見えないぞ!」
なんて言われましてね。
まあこう答えました。
「事務所の真ん中でクヨクヨしてる姿を見せるのが反省ですか?
そんな時間あるなら、この一件で関わった人に感謝をどう返すか考えます」
言い返せない上司の顔は強烈でしたね・・・
こんな口ごたえする部下は「大っ嫌い」な存在でしょう(笑)
おそらく多くの人なら、言われる通り反省しているフリをするでしょう。
なぜなら?
人から嫌われたくないからです。
できれば多くの人に好かれていたいからです。
なるべく人に嫌われたくありません。
人は「他人の評価」を気にします。
そして全く気にならない人はいません。
ではどのようなことをすると人は他人に嫌われるのか?
例えば、
「相手の気持ちを理解できない人」
「常識やマナーを知らない人」
「言葉づかいがヒドイ人」
では、本当に上記のことで嫌われるのか?
もちろん初対面で上記の様な行動をとられると、印象は悪いし不快な気持ちにはさせやすいです。
しかし、友人や身内であった場合、
「あいつは空気読めなくて、マナー知らないけど、本当はいい奴やねんな~」
となることもあります。
実は、上記が嫌われる理由ではなく、
むしろ好きであるなら許容される範囲のこと。
むしろ「尖っていて好き!」
なんて意見も出るくらい。
毒舌で有名な芸能人はそういう類です。
人が他人を嫌う理由って実は、人それぞれです。
100人いたら100通りの嫌う理由があります。
元も子もないけど、これ以上でもこれ以下でもない。
そんな中、「他人から嫌われない様にしよう・・・・」
なんてしてたら、きりがない・・・
というより、八方美人になってみんなから嫌われる結果に・・・
根本的に、
「他人が自分の事を本当に嫌いなのか?」
これを証明することが出来るのか?
「あなたの事が好きです」という一言に対して。
内心は“別に好きでもないねんけどな・・・・”と、
“好き“という言葉にウソをつかれていたら?
逆に「嫌い」なんて言われながらも
実は好きであることを“隠していた”だけだったら?
“嫌い”という言葉にウソをついていたら?
他人が語る言葉が「本当」かどうかは、当人にはわからない。
つまり、自分以外の“本音”は誰にもわからない。
「嫌われてるかも・・・・」
確かに、そうかもしれなければ、そうでないかもしれない。
本当のところは当人にしかわからないこと。
それを気にするかどうかは、その人次第ですが・・・・
結局、自分以外の他人が「嫌っている」どうかなんてことはわからない。
もちろん「好かれている」ということもわかりませんが。
であれば、気にしていても仕方ありません。
出ない答えを考えるより、自分のやりたい事をやった方がいいです。